番外編ーまじめな話(読まなくていいです)
ファイナルのスピーチで話したんですけど
私は、生まれつき足首がほとんどと言っていいほど曲がりません
今後も曲がるようには一生、絶対になりません。お医者さんのお墨付きです。お墨付きの使い方絶対ちゃうけど
そんな中でダンスを続けていくことは、当然私の体にめちゃくちゃ大きな負担をかけました
足首が曲がらないということは、いわばクッションのないトランポリンで飛び続けることと一緒です
何回も大きい怪我をしました。
なんで自分だけ、みんなが普通にできることができないんだろう。悔しくて痛くて泣きながら、でも好きという気持ちだけで辞めませんでした
でも、やっぱり可動域に大きく制限はかかるし
限界を感じたのと、コロナもあって踊ることから遠ざかっていました
そんな中、去年めいどりーみんに初めて入国しました
ステージで踊るメイドちゃんの姿を見て、ほんの少し
少しだけ、あ、やってみたいなと思いました
可愛い服を着て、好きな曲を踊れるなんて楽しそう
そんな軽い気持ちでした
いざメイドちゃんになってみると、とても大きな壁が私に立ちはだかりました
萌え萌えな声なんて人生で出したことなんか1回も無いし
周りのメイドちゃんたちはみんなキラキラしてて目立ってて可愛いし
全然MCの経験とかもなくて、覚えられなくて
お給仕前にはいつもどうしようどうしようって思ってました
それでも諦めたくなくて、頑張りました
成長して立派なお給仕が出来るようになりたい。
何より、ステージに立つまで諦めたくない。
先輩メイドちゃんたちがステージでキラキラ輝く姿を見て強くそう思いました
研修ちゃんを終えて、次に待っていたのはステージの壁でした。
おんぷちゃん取れて嬉しい。でも、また怪我をしたらどうしよう。
軽い動きでも、なんなら普通に歩くだけでも少しずつ負担がかかる体です。踊ることを再開する楽しみとは裏腹に、怪我の恐怖がいつも頭の片隅にありました
それでも。
りらちゃんのダンス好きです!って
見たいです!憧れです!って言ってくれるメイドちゃんたち。
何より、私のダンスを、マカロンを使ってまで見たいと思ってくださるご主人様、お嬢様。
その声があったから、絶対に諦めたくないし、諦められませんでした。
実際、怪我まではいかなかったんですけど1回足を痛めたことがありました。
でも、やめようとはもう思いませんでした。
みなさんの声があったから、ステージを笑顔で見てくれるみなさんの顔があったから
私はまた、踊る事の
表現する事の楽しみを思い出せました
私には夢があります
職業にすることはできなくても、どんな形でも、表現を一生続けていくこと。
ここに来るまで忘れていました。
思い出させてくれてありがとう!!
とっても幸せな経験でした。
勇気を出してこの世界に飛び込んでよかった。
諦めなくてよかった。
みんなに会えてよかった。
ありがとうございました!
3年くらい前(時の流れ、早い。怖い。)
というわけで真面目なお気持ちブログでした
嫌やほんまに
真面目なの苦手やねんなーーー
いつも途中でちょけちゃうけど頑張った。ほめて
恥ずかしいので薄目で読んでください♡